生後3か月頃になると、赤ちゃんは何でも口に入れてしまうようになります。
いろんなものを口に入れるようになると親としては、どうしても心配になりますよね。
心配しすぎないで大丈夫です。実は、赤ちゃんがモノを口にいれるのは、成長の証と言えます。この記事では、赤ちゃんがいろんなものを口に入れ始めるころに気を付けるべきことを解説します。
なんでも口に入れるのは成長の証
生後3か月頃になると、生まれたてのころに比べると手足の動きも活発になり、反射的に自分の手や周辺の物を口に入れようとします。生後6か月頃になると乳歯が生え始め、この時期は歯が生えるむずむずする感覚を緩和しようとして、口の中に物を入れるようになります。
赤ちゃんが、自分の手や指、おもちゃを舐めてしまう・口にふくんでしまうのは、みんな同じで、成長している証なのです。ただし、誤飲には要注意なので、何を口に含んでいるのかはしっかりと見ておきましょう。
歯が生えようとするむず痒さが原因の場合は、「歯がため」を使ってみましょう。歯がためは噛むことで、適度に歯を刺激するので、むず痒さを和らげ、かつ、歯やあごの発達も促進します。
ただし誤飲には要注意!
なんでも口にふくむことは成長の証ですが、誤飲には注意が必要です。口にふくめてしまうくらい小さいものは誤飲を防ぐために、片付ける・小物を手が届かないようにしまうようにしましょう。
- 特に気をつけること
- 4cm前後の小物は手の届かない所にしまう
(分解できるものは、分解し誤飲する可能性があるため注意する)
〈代表例〉- 小さいおもちゃやそのパーツ
- 電池
- 銭・コイン
- ペットボトルの蓋 等
- 部屋の中を整理整頓する
- 4cm前後の小物は手の届かない所にしまう
口に入れることを止める必要はないが、誤飲や過度な消毒には要注意!
なんでも口に入れることは、この時期の赤ちゃんに共通することです。誤飲や過度な消毒には注意をしつつ、赤ちゃんの成長を見守りましょう。
※この記事は民間の保健師が監修を行っており、 医療や健康に関する情報が含まれています。
しかし、この記事の情報は一般的な知識やアドバイスを提供するものであり、必ずしも全ての状況や個人に当てはまるとは限りません。
そのため、この記事の内容を参考にする際には、信頼できる医療機関やかかりつけの医師に確認し、 専門家の指導を受けることをお勧めします。