赤ちゃんはよく汗をかき、服をよごすため、着替えの回数も多くなります。今回の記事では赤ちゃんの服や肌着の基本知識を解説します。
服・肌着に関する基礎知識
服・肌着の種類
赤ちゃんの衣類には、用途や成長に応じた様々な種類があります。主なアイテムを見ていきましょう。
- 肌着・インナー:赤ちゃんの肌に直接触れる肌着は、清潔で肌に優しい綿100%が基本です。短肌着やコンビ肌着が代表的で、気温や成長に合わせて選びましょう。
- ベビー服:ロンパースやカバーオールと呼ばれる一体型の服が一般的です。体にフィットしつつも足を自由に動かせる設計で、動きが活発になるまでの月齢でよく使用します。
- アウター(ポンチョ):外出時には保温性のあるポンチョが便利です。赤ちゃんを抱っこしたまま着脱がしやすく、寒い時期の必需品になります。
- 靴下セット:季節に応じて選ぶ必要があり、特に秋冬には冷えを防ぐために欠かせません。夏には通気性のある薄手を選び、冬には厚手を揃えましょう。
- 靴(ベビーフィート):歩き始めの赤ちゃんには「ベビーフィート」などの柔らかい靴がおすすめです。動きやすく足に優しい構造で、靴に慣れるためのトレーニングにも役立ちます。
季節ごとの変化
- 春・秋:気温の変動がある季節なので、長袖ロンパースやカーディガンがあると便利です。短肌着をインナーとして使い、温度に応じて重ね着ができるようにしておくと良いでしょう。
- 夏:薄手の肌着や半袖ロンパースが主流です。通気性が良く、汗を吸収しやすい綿素材を選ぶことで、汗疹を防ぐことができます。
- 冬:寒さ対策のために長袖ロンパースや厚手のカバーオールが必要です。アウターを加えて、防寒対策を万全にしましょう。靴下も厚手を選び、冷えから守る工夫をすると安心です。
服の所持枚数の目安
春・秋編
春や秋は気温が安定せず、汗をかいたり冷えたりしやすい季節です。こまめに着替えられるよう、肌着や服を多めに用意しましょう。
所持枚数の目安
ねんね~寝返り:肌着5~6枚、ロンパース4~5枚、薄手のカーディガン1~2枚
おすわり~あんよ:肌着6~8枚、ロンパース5~6枚、カーディガンやアウター2~3枚
夏編
夏は汗をかきやすいため、頻繁に衣類を交換することが必要です。汗をしっかり吸収する肌着や速乾性のある素材を選ぶと便利です。
所持枚数の目安
ねんね~寝返り:肌着6~8枚、薄手のロンパース5~6枚
おすわり~あんよ:肌着7~9枚、ロンパース6~7枚程度
冬編
冬は洗濯物が乾きにくいため、乾燥機を利用したり衣類の数を増やして備え、外出時の厚手の服を揃えておくのがポイントです。
所持枚数の目安
ねんね~寝返り:長袖肌着5~6枚、カバーオール4~5枚、防寒用ポンチョ1~2枚
おすわり~あんよ:長袖肌着6~8枚、カバーオール5~6枚、外出用の厚手ポンチョやフリースジャケット2~3枚
服の素材や基本枚数を知って、一年間の服の準備をしておきましょう
赤ちゃんは服を汚してしまうことも多く服の替えもたくさん必要になります。どんな時にどれくらいの枚数が必要になるか事前に知っておくことで、必要な服が足りなくならないようにしましょう。
この記事は、民間の保健師が監修を行っており、 医療や健康に関する情報が含まれています。
しかし、この記事の情報は一般的な知識やアドバイスを提供するものであり、必ずしも全ての状況や個人に当てはまるとは限りません。
そのため、この記事の内容を参考にする際には、信頼できる医療機関やかかりつけの医師に確認し、 専門家の指導を受けることをお勧めします。