知育っていつから?何をすればいいの?​

日常ケア

「知育」という言葉を聞いたことがあるママ・パパも多いのではないでしょうか。周囲の状況を聞くと、私たちも始めないとと焦ってしまうかもしれません。今回の記事では、知育っていつから始めればいいの?何をすればいいの?という疑問にお答えします。

知育はいつから始めるの?​

1歳頃までは、通常の遊びとできることは同じ​
知育は、赤ちゃんの成長に大切な役割を果たします。「いつから始めるべきか」というのは気になるポイントです。知育というと特別なことをするイメージもありますが、実際には1歳までは日常生活で行う遊びが知育につながります。​

1歳になるまでにも絵本の読み聞かせはできる​
1歳になるまでは、発達の初期段階のため、特別な知育をする必要はないかもしれません。しかし、絵本の読み聞かせや音楽を聴かせることなどは、知育の第一歩としておすすめです。読み聞かせを通じて言葉のリズムを感じたり、視覚的な刺激を受けたりすることができるので、脳に良い影響を与えるとされています。また、赤ちゃんが周囲の音や話しかけに反応し始めることで、親子の絆も深まります。

1歳頃のおすすめの知育​

手先を器用にする​
1歳頃の赤ちゃんは、積み木やブロック遊びが大好きです。積み木やブロックを積んだり崩したりする遊びは、手先の器用さを育てるのに良いでしょう。最初は簡単な形を作るところから始め、少しずつ高さを出す積み方にチャレンジしてみましょう。​

数を数えさせる​
積み木やブロックを数えながら遊ぶことで「数」の概念を少しずつ理解していきます。「ひとつ、ふたつ、みっつ」と声に出して数えながら、遊びの中で自然に数を学べるようにしてみましょう。​

言葉を増やす​
1歳頃は、言葉の習得が進む大切な時期です。絵本の読み聞かせや、日常の中で物の名前を教えることで、少しずつ言葉を増やしていけます。例えば、動物の絵本を見せながら「犬」「猫」といった具体的な名前を教えたり、「青いブロック」など色や形の言葉を使って語彙を増やしていきましょう。​

お絵描き​
クレヨンや紙を使ったお絵描きもおすすめです。自由に線や色を使って表現することで、想像力が育まれ、手と指の動きも上達します。初めは好きなように色をのせさせ、徐々に形を意識した描き方にチャレンジしてみると良いでしょう。​

知育玩具で遊ぶ
知育玩具は、知的な成長や発達を促す目的で作られたおもちゃで、様々なタイプがあります。例えば、形をはめ込むパズルは、集中力や観察力を高めます。最初は簡単な形のものから始めて、少しずつ難易度の高いものに挑戦していくと、より長く楽しめます。​​

絵本・読み聞かせ​
1歳の赤ちゃんは、絵本に興味を持ち始める時期です。絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションを深めるとともに、言葉の発達をサポートします。シンプルな物語や動物が出てくる絵本など、赤ちゃんが楽しめる内容を選んであげましょう。​​

生活習慣
1歳の頃は、基本的な生活習慣も少しずつ取り入れていく時期です。「ご飯の前には手を洗う」「遊んだ後は片付ける」といった簡単なルールを教えることが、将来の規則正しい生活の基盤となります。生活のリズムを整えながら、少しずつ習慣を意識させていくと、赤ちゃんも理解しやすくなります。​