気にしすぎなくても大丈夫!赤ちゃんの心身の発達の目安​

日常ケア

他の赤ちゃんの話を聞くと、ついつい、うちの子はちゃんと育ってる?と不安に思うこともありますよね。周りと比べて気にしすぎる必要はありませんが、今後どのように成長していくかは知っておくとよい知識です。今回の記事では、月齢別の心と身体の成長の目安をご紹介します。​

心身の成長目安はどうやって判断する?​​

生後3~4か月編

首がすわり始める:生後3か月~4か月頃になると、うつぶせに寝かせた時に少し頭を持ち上げることができるようになり、首も安定してきます。​
手足をバタバタと動かす:身体を自由に動かす力がつき始め、手足をバタつかせて遊ぶようになります。​
表情が豊かになる:人の顔を見ると笑顔を返したり、声をかけられると嬉しそうな表情を見せます。
周囲の音に反応する:音や声の方向を感じ取り、反応するようになります。

生後5~6か月編

寝返りを始める:多くの赤ちゃんは寝返りを始め、自分で横を向いたり寝転んだ体勢を変えたりします。
手で物を掴む:手の指の使い方が上達し、身の回りの物に興味を示して触ったり掴んだりします。
人見知りを始める:家族と他人の区別がつき、知らない人には少し警戒するようになります。​
おしゃべりの真似:音に対する反応が増え、「うー」「あー」など喃語を話すようになり、声を出してコミュニケーションを取ろうとします。

生後7~8か月編

お座りができるようになる:支えがなくても数秒座れるようになり、さらに自分でバランスをとることができるようになります。​
指でつまむ:小さなものを指でつまむ動きができ、物を細かく扱えるようになります。​​​
自分の名前に反応する:呼ばれると振り向いたりするなど、自分の名前を理解し始めます。​
色々な感情を見せる:怒る、悲しむ、喜ぶ人見知りが始まるなど、感情表現が豊かになります。

生後9~11か月編

自分の名前に反応する:呼ばれると振り向いたりするなど、心の発達が始めます。
​色々な感情を見せる:怒る、悲しむ、喜ぶなど、感情表現が豊かになります。​​
簡単な指示に従う:「バイバイして」・「ちょうだいに反応する」など簡単な指示を理解し、動作で応えられるようになります。​
周りの人と遊びたがる:近くの人や他の赤ちゃんとの交流に関心を持ち始めます。​

生後1歳~1歳3か月編

一人歩きの練習:多くの赤ちゃんは支えなしで少しずつ歩き始めます。転んでも何度も挑戦します。​
スプーンを使おうとする:自分でスプーンを握って食事を試みるようになります。

言葉の理解が進む:「まんま」「わんわん」など、身近な物の名前を指さしたりします。
​一緒に遊びたがる:家族とのふれあいや、他の子供との遊びに興味を持ちます。​​

生後1歳4か月~1歳6か月

階段をのぼる:一段一段慎重に、階段を登るチャレンジを始めます。​
お絵かきの真似:鉛筆やクレヨンを持って紙に何かを描こうとします。​
自分の意思を伝える:嫌なものには「嫌」と意思を示したり、欲しいものを指差したりします。​
物の名前を覚える:特定の物の名前を覚えており、それを示したり探したりします。

発達に関してどうしても不安な場合は相談してみましょう​​

この記事では赤ちゃんの成長目安を紹介しましたが、あくまで一般的な目安であって個人差が大きいです。赤ちゃんの発達についてはどうしても心配になることですが、周りと比べて気にしすぎる必要はありません。どうしても不安な場合は、保健センターに相談しましょう。

この記事は、民間の保健師が監修を行っており、 医療や健康に関する情報が含まれています。
しかし、この記事の情報は一般的な知識やアドバイスを提供するものであり、必ずしも全ての状況や個人に当てはまるとは限りません。
そのため、この記事の内容を参考にする際には、信頼できる医療機関やかかりつけの医師に確認し、 専門家の指導を受けることをお勧めします。