母乳・ミルクでの育児に慣れてくると今度は「離乳食」ですね。いつから離乳食を開始すれば?どれくらい食べさせればいい?という疑問があると思います。今回の記事では、新米ママ・パパに向けた離乳食の基本知識をお届けします。
離乳食ってどんなもの?
離乳食って何?
離乳食とは、母乳やミルクから少しずつ固形食へと移行するためのステップです。これにより、赤ちゃんは食べ物の味や食感を楽しみ、成長に必要な栄養を摂取します。
いつから始めるのか
一般的に、離乳食は生後5~6か月頃から始めるのが目安とされています。赤ちゃんの発達や成長に応じて始める時期が異なるため、無理に早く始めないようにしましょう。
どこで食べさせるか
赤ちゃんがリラックスできる場所で食べさせましょう。食事専用のベビーチェアを用意し集中できる環境を整えてあげると良いですね。
何を食べさせるか
初めはおかゆや野菜のペーストからスタートし、徐々に食材の種類を増やしていきます。アレルギーに注意しながら食材の種類を増やしたり、徐々に固くしたりしていきましょう。
いつまで(だれが)食べさせればよいか
離乳食は生後12~18か月頃までを目安に、成長に合わせて少しずつ進めていきます。最初はママ・パパがサポートし、徐々に自分で食べる力を育てていきましょう。
どうやって食べさせるか
食べ物は小さなスプーンで少量ずつ与え、赤ちゃんのペースに合わせてゆっくり進めるのが基本です。口に入れた後は、しっかり飲み込めているか確認しましょう。
離乳食を開始する目安は?
離乳食を始めるタイミングについて、成長のサインや体調面から確認しておきましょう。
おなかの調子に注意
離乳食を始めたことで赤ちゃんのおなかの調子が乱れることもあります。長期間下痢が続いたり便秘になったりする場合は、無理に進めず、少しお休みを取って様子を見てみましょう。赤ちゃんの健康状態に合わせて進めることが大切です。
月齢(5~6か月頃)や発達の状況
一般的に、赤ちゃんが首をしっかりすわり、周りの食べ物に興味を示し始める5~6か月頃が離乳食を始めるタイミングです。また、座って食べ物を口に運べるようになると、離乳食開始のサインと考えられます。
どんなペースで与えればいいの?
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、まだ母乳やミルクが栄養の中心です。少しずつ離乳食を取り入れ、赤ちゃんのペースに合わせて量を増やしていきましょう。
授乳・ミルク・離乳食の回数と量の目安
最初は1日1回、離乳食を小さじ1杯程度から始めます。赤ちゃんが慣れてきたら、少しずつ回数を増やしていきましょう。まだ母乳やミルクがメインのため、授乳やミルクの時間を調整しつつ進めます。
一日のスケジュールを作ってみる
離乳食は午前中や昼間の時間帯に与えると、赤ちゃんの体調が見やすく安心です。慣れてくると、午前と午後の2回食へと増やし、一日のリズムに合わせて少しずつスケジュールを整えていきましょう。
赤ちゃんに合わせて調整を
赤ちゃんの体調や成長に合わせて、回数や量を調整してあげることが大切です。無理せず、赤ちゃんの興味や食欲に合わせて、楽しい食事の時間を作っていきましょう。
離乳食開始に備えましょう
新しいことを始めるのはドキドキですね。まずは知識を得て、不安を解消し、離乳食開始に備えましょう。
この記事は、民間の保健師が監修を行っており、 医療や健康に関する情報が含まれています。
しかし、この記事の情報は一般的な知識やアドバイスを提供するものであり、必ずしも全ての状況や個人に当てはまるとは限りません。
そのため、この記事の内容を参考にする際には、信頼できる医療機関やかかりつけの医師に確認し、 専門家の指導を受けることをお勧めします。