はじめての離乳食!食べさせ方をマスターしよう​

離乳食・ミルク

離乳食を開始する5~6か月ごろの赤ちゃんには、ママ・パパが離乳食を食べさせる必要があります。今回の記事では、赤ちゃんにたくさん食べてもらうために、ママ・パパが抑えるべき基本や気をつけるポイントを解説します。​

離乳食の食べさせ方と気をつけるべきポイント​

離乳初期(56か月)の食べさせ方

まず、離乳食を始める5~6か月頃は、赤ちゃんにとって「食べること」自体が新しい感覚です。最初は、母乳やミルクに比べて全く違う味や食感に驚くかもしれません。そこで、スプーン1さじ程度のペースト状の食材から少しずつ始めましょう。お米や野菜をすりつぶしたものがおすすめです。赤ちゃんが嫌がる場合は無理せず、数日おきに試すなどして、リラックスした環境で進めることが大切です。​

離乳中期(78か月)の食べさせ方

7~8か月頃に入ると、赤ちゃんは食べ物を舌で動かすことができるようになり、少し硬めの食材にもチャレンジできるようになります。この時期には、食べ物の硬さを少しずつ変えたり、少し粒のあるものにしたりすることで、赤ちゃんの食べる力が育ちます。ただし、新しい食材を与えるときには一度に複数を試さず、体調やアレルギーの症状に注意しながら、少しずつ慣れさせることがポイントです。​

離乳中期(78か月)以降で意識すること

離乳食を与える環境も大事な要素です。7~8か月を過ぎたら、ベビーチェアを使うことで食事の時間にメリハリをつける習慣をつけましょう。ベビーチェアを使用することで、赤ちゃんが安定して座れる環境が整い、食事の際にしっかりとした姿勢を保つことができます。これが、家族と一緒に食べるという生活習慣を自然に学ぶ一助となります。​

自分で食べてもらうための一歩​

離乳後期(911か月)から自分で食べる意識を持たせるためのポイント(手づかみ食べを始めさせる)

9~11か月頃になると、赤ちゃんは食事に対する好奇心が増し、自分で食べる意欲も育ってきます。この時期は、手づかみ食べを取り入れて、少しずつ「自分で食べる」という意識を育てましょう。例えば、小さくカットした柔らかい野菜や果物を用意し、赤ちゃんが自分のペースで手に取って口に運ぶ体験をさせると良いでしょう。こうした体験を通して食事の楽しさが伝わり、食べる意欲がさらに高まっていきます。

焦らず、成長に合わせて離乳食を進めましょう

初めは食べさせてあげるとことからスタートして、徐々に、椅子を使ったり、手づかみ食べを始めたり、成長に合わせて段階的に進めましょう。

この記事は、民間の保健師が監修を行っており、 医療や健康に関する情報が含まれています。
しかし、この記事の情報は一般的な知識やアドバイスを提供するものであり、必ずしも全ての状況や個人に当てはまるとは限りません。
そのため、この記事の内容を参考にする際には、信頼できる医療機関やかかりつけの医師に確認し、 専門家の指導を受けることをお勧めします。