お風呂のデビューを応援♪お風呂の入れ方をマスターしよう

日常ケア

1か月健診で「沐浴は卒業ですね」と言われた方もいるのではないでしょうか。お風呂デビューに向けて、今回の記事ではお風呂での赤ちゃんの身体の洗い方を解説します。

成長に合わせたお風呂の入れ方​

赤ちゃんの成長に応じた、お風呂への入れ方

赤ちゃんは成長に伴い、寝返りやおすわりができるようになります。この変化に合わせ、お風呂の入れ方も調整が必要です。最初は抱っこしながらの入浴が基本ですが、寝返りやおすわりの段階で、サポート方法が変わり、少しずつ自分で動けるようにもなります。赤ちゃんが心地よくお風呂を楽しめるように、その成長に合わせた入れ方のポイントを押さえていきましょう。​

寝返り時期のお風呂の入れ方

寝返りができるようになると、赤ちゃんの身体が活発に動くようになります。この時期のお風呂は、片手でしっかり支え、片手で洗うのがポイントです。バスチェアやバスマットなどを使って、赤ちゃんを安定させながら、身体を洗うと負担が軽減されます。また、寝返りをうつことで水が顔にかかりやすくなるため、ゆっくりとした動作でリラックスさせるように意識しましょう。​

おすわり時期のお風呂の入れ方

おすわりができるようになると、赤ちゃんも少しずつ自分で身体を支えることができるため、サポートが楽になります。赤ちゃん用の湯船や浴槽内で座れるスペースを確保しておくと、安定して入浴できます。お湯を少なめにはって、目を離さず、適温のお湯を確認しながら洗いましょう。おすわりができるとはいえ、ふとした瞬間にバランスを崩しやすいので、常に赤ちゃんの動きを見守り、しっかりとサポートすることが重要です。​

お風呂に入れる際に気を付けることは?​

脱衣所の温度調整

脱衣所は赤ちゃんの体温に合わせて暖かく保ちましょう。特に寒い季節には、室温が低すぎないようにするのが大切です。お風呂と脱衣所の温度差があると、急に冷えてしまい体調を崩す原因になりやすいため、ヒーターで脱衣所を温めておくとよいでしょう。

赤ちゃんから目を離さない

入浴中は、どんな瞬間でも赤ちゃんから目を離さないことが基本です。赤ちゃんは水中で予期せぬ動きをしたり、浴槽で滑ったりすることから、赤ちゃんの身体を常に支えて思わぬ事故にならないように注意しましょう。

身体を洗うお湯を適温に調整する

赤ちゃんの肌は非常にデリケートなので、お湯の温度は体温に近い37~38℃が理想的です。お湯が熱すぎたり冷たすぎたりすると、赤ちゃんが不快に感じやすくなるため、手首やひじで温度を確認して適温に保つようにしましょう。また、ボディソープやシャンプーは低刺激のベビー用を使い、優しく洗ってあげると肌を守れますよ。​

お風呂への入れ方を学んで楽しくお風呂タイムをすごそう​

お風呂の入れ方の基本をマスターして赤ちゃんと楽しくお風呂に入りましょう。

※この記事は民間の保健師が監修を行っており、 医療や健康に関する情報が含まれています。
しかし、この記事の情報は一般的な知識やアドバイスを提供するものであり、必ずしも全ての状況や個人に当てはまるとは限りません。
そのため、この記事の内容を参考にする際には、信頼できる医療機関やかかりつけの医師に確認し、 専門家の指導を受けることをお勧めします。