はじめての離乳食!時短調理のポイント

離乳食・ミルク

毎日の離乳食づくり、本当にお疲れ様です。​

実際、離乳食づくりをはじめてみると、思ったより大変だなと感じる方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、調理で気をつけるポイントや時短のテクニックをお届けします。

離乳食の調理の基本​​

離乳食作りの基本の調理法には「ゆでる」「つぶす」「裏ごし」「切る」があり、それぞれに気をつけるポイントがあります。​

切る:食べやすい大きさに切りそろえることも重要です。赤ちゃんが飲み込みやすいサイズに刻んであげることで、安全に食べられるでしょう。

ゆでる:野菜やお肉などはゆでることで柔らかくなり、赤ちゃんが食べやすくなります。素材ごとに火の通りが異なるので、少量の水で蒸し煮にしたり、火加減を調整することで栄養素も逃しにくくなります。​

つぶす:初期の離乳食では、食べ物をなめらかにするためにつぶす作業が必要です。スプーンやフォークでつぶしたり、乳鉢で滑らかにすると、赤ちゃんも食べやすくなります。​

裏ごし:野菜や果物を裏ごしするときは、目の細かいざるを使うと滑らかに仕上がります。お芋やカボチャなど、繊維質の多いものも、しっかり裏ごしすることで喉越しが良くなり、飲み込みやすくなります。​

時短のテクニック紹介!​​

忙しい中で離乳食作りを続けるためには、効率的に調理する工夫が役立ちます。以下に、毎日の負担を軽減するための時短テクニックをご紹介します。​

  • まとめて作ってストックする
    • 離乳食を一度に多めに作り、小分けして冷凍保存することで、日々の準備がぐっと楽になります。保存容器やフリージングトレイを使い、1回分ずつ分けて冷凍するのがおすすめです。野菜やお粥などは、製氷皿を使うと簡単に小分けにでき、使うときはレンジで解凍すればすぐに提供できます。ただし、必ず再加熱してしっかり殺菌することが大事。雑菌の繁殖を防ぐために、室温や冷蔵庫での自然解凍するだけで赤ちゃんに食べさせることはNGです。​
  • 大人の調理と並行して作る
    • 家族の食事を作る際に、同じ食材を使って離乳食も一緒に準備すると効率的です。例えば、野菜スープを作るときに赤ちゃん用の分を取り分けて裏ごししたり、大人用の煮物から調味料を加える前に取り分けるなどで、同時進行が可能です。​
  • 便利グッズを使う
    • 圧力鍋やブレンダーなどの調理家電を活用すると、離乳食作りがさらにスピーディーになります。圧力鍋を使えば、短時間で食材が柔らかく仕上がり、食べやすくなります。ブレンダーは野菜や果物を滑らかにするのに便利で、短時間で一度にまとめて作れるため、食材の準備が効率化されます。
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ポイントや時短テクニックをおさえて、効率的に調理しよう!​​​

忙しい毎日の離乳食作りも調理の基本や時短テクニックをおさえて、楽しく調理しましょう。

※この記事は民間の保健師が監修を行っており、 医療や健康に関する情報が含まれています。
しかし、この記事の情報は一般的な知識やアドバイスを提供するものであり、必ずしも全ての状況や個人に当てはまるとは限りません。
そのため、この記事の内容を参考にする際には、信頼できる医療機関やかかりつけの医師に確認し、 専門家の指導を受けることをお勧めします。